2024年度のサポーターズ

いよいよ2024年度の活動も本格始動です。2024年度の鈴木謙介研究室は、従来の「ゼミ」という呼称を対外的に「研究室(ラボ)」と改めていくことにしました。2年生から4年生まで学年横断で取り組む活動が定着していることや、大学院生が増加していることがその背景にあります。さらに、今年度から本格的に進める活動もあり、大学の「授業」ではなく、より組織的な単位で動いていることをお示しできればと思っています。
そもそもサポーターズってなに?
関西学院大学社会学部 鈴木謙介研究室では、過去10年以上にわたり、ゼミでの研究活動を複数の企業の皆さんと共有する場を設けてきました。コロナ禍を経て、パートナー様の働き方も変化する中、2021年度からはより広い範囲で研究活動にコミットしてくださる方を募ることになり、2022年度、私たちの活動にご関心をお持ちの皆さまを「サポーターズ」として、対面の場だけでなく、オンラインコミュニティへも継続的にご参加いただける仕組みを整備しました。
2023年度からは、オンラインコミュニティだけでなく、ウェブサイトでもラボの活動を発信し、より広い皆さまに私たちの活動についてご理解を賜るとともに、これまで以上に刺激的な研究、アイディア創造の場をご用意したいと考えています。
今年度の主な活動
皆さまと一緒に活動する場所として、具体的には以下のようなものを予定しています。
- ホームカミングデー
年々変化するラボの活動を、主に卒業生の皆様に共有する会です。世代を超えたワークショップやコミュニケーションの機会を作ることで、現在の私たちの考え方や蓄積してきた知見を深めるだけでなく、新たな出会いやアイディア創発の場をともに作っていきます。
- テーマ研究
その年に重点的に掘り下げたいテーマを設定し、主に3年生のゼミ生とともに研究活動を行います。その成果は、8月のリリース会や9月のサマーセッションで公開されることになります。2024年度の重点テーマは「脱コスパ消費」。物価上昇を背景に「とにかく安いもの」を求める行動も変化すると予想される中、若者がコスパについてどのような感覚を抱いているのかを明らかにしていきます。
- Z世代の価値観調査
テーマ研究に付随する形で、協力企業の皆様のご支援を受けながら、広く「Z世代の価値観」を明らかにする量的調査を実施します。その成果はプレスリリースの形でご提供するとともに、より詳細な結果を8月のリリース会でご報告します。
- サマーセッション
毎年9月上旬に開催している、学生によるテーマ研究に関する発表の場です。アカデミックな専門性よりも、実業の皆さまのご関心に近い領域で準備した学生たちのプレゼンを聞き、参加者で意見交換をする異業種交流の場となります。
またそれ以外にも、個別にパートナー企業様のもとまで伺い、共同セミナーを開催することも計画しています。
※プレスリリース掲載に伴い、過去のサポーターズ向け記事を非公開としました。ご了承ください。